インドのオフショア開発のメリット(2) – ドキュメントがなくなったシステムのメンテナンス

インドのオフショア開発に向いている領域について記しています。人材大国のインドで、スキルレベルが同程度のエンジニアを多数確保できるということは、日本ではできにくかった作業ができるということを意味します。

その1つが、日本では手を付けることができなくなったシステムのメンテナンスや再構築です。

IT部門の管理の及ばないシステム

どの企業にも開発をいつ行ったかわからないシステムがあると思います。大企業では、全社にまたがるシステムはIT部門が取り仕切って管理し、過去のシステムについてもドキュメントをしっかりと保管していて、先々の保守などに備えています。しかし、ある程度の予算を持つ権限の強い部門では、本社IT部門を通さずに、自分たちの部門として必要なシステムをさっさと作ってしまい、部門内で使うということがよくあります。これが長い期間を経ると、英語で言う”Shadow System”になってしまいます。

システムのライフサイクルを考えた管理がなされず、期間が経つうちに責任の所在があいまいになり、保守などの取扱が難しいシステムになってしまうのです。

将来のある時点において、社内のシステム環境を刷新しようという時、例えば、社内のハードウェアで動作するシステムをデータセンターに移そうとする時に、このような”Shadow System”が大きな問題となります。止めることはできない。かと言って新環境に移行しにくい…。そういった場合に、インドのオフショアチームを使うと、面倒ごとがすべて解決します。

論理的な集中力が持続するエンジニア

インドのSEが持つ優秀な特性の1つに、論理的な集中力を持続できるということがあると思います。ドキュメントが失われてしまったシステムのソースコードを読み、構造を把握し、要保守ポイントをつきとめるという作業は、非常に骨の折れるものですし、また、根気も要ります。さらに、読んだ内容を脳内で記憶、展開しながら、論理構造を把握するという、高度な頭脳作業も必要となります。

このようなスキルを備えた技術者が、インドには多数存在しています。日本では不可能に思えた古いシステムの保守。たとえ、受託してくれる会社があっても法外な見積になりがちな保守作業が、インドのオフショアチームを使うと、妥当性のある価格で可能になります。

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